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【クフウシヤ様・STAYUP横浜様】電気通信大学における課題解決型授業の様子2020


毎年、企業のご協力を頂いて進めている電気通信大学 先端工学基礎課程(夜間社会人コース)の課題解決型授業。

2020年度はコロナ禍の中での開講となり、社会状況としても非常に厳しい中ではありましたが、とてもありがたいことに前期・後期それぞれ以下の企業様のご協力を頂き、授業を進めることができました。

 

  • 【前期】クフウシヤ様(ロボット関連事業を展開)
  • 【後期】STAYUP横浜様(コワーキングスペースの運営)

 

今回、コロナ禍の中での開講ということで、全てオンラインの遠隔授業で行うこととなり、ご紹介できる画像も多くはないのですが、授業の様子をお伝えしてまいります。

 

【ロボット×教育】クフウシヤ様と電気通信大学の課題解決型授業

まず、前期授業の様子です。

前期授業ではロボット関連事業を展開されている株式会社クフウシヤより代表取締役 大西 威一郎様に授業へご参画頂きました。

 

学生達とオンラインでディスカッションをされるクフウシヤ大西様(左上)学生達とオンラインディスカッションされるクフウシヤ大西様

※左上が大西様、その隣が担当教員の山田、中段に非常勤講師の荻原先生

 

クフウシヤ様はロボット関連の事業を主として展開されているということで、実際に開発中のロボットをお見せ頂きながら、お話をうかがうことができました。

 

クフウシヤにて開発中のロボット

 

開発での苦労話や、南相馬市で行った実証実験の様子、さらに今ロボットの業界が非常にホットになっている状況などもご説明頂き、学生たちは興味深く聞いていました。

 

このように話をうかがった後、学生たちは以下のテーマで複数週にわたって課題解決の取り組みを進めました。

 

【前期テーマ】

自立移動型ロボットを実用的に応用して、いかに特定の人にとって役立つものとするか。

 

授業の流れとしては次の通りで、はじめに上のように講義を頂いた後に学生たちで2週に渡るグループワークを行い、中間発表、さらに2週に渡るグループワークを行って最終発表となります。

昨年度までの授業では毎回対面で行っていたものが、今年度は全てオンライン上で行うこととなり、グループワークをうまく進められるか懸念がありましたが、結果的には学生たちは非常に熱心に取り組んでいました。

 

今回はロボットに関連するテーマであったことから、学生たちは技術的な点までよく調べて取り組んでおり、最終発表でも学生たちの発表を大西様はとても興味を持って聞かれていました。

 

 学生たちの発表の様子

2020年発表の様子1 2020年発表の様子2 2020年発表の様子3 2020年発表の様子4

 

この発表に至るまで、学生たちは授業時間外までオンラインの掲示板上でチーム内のやり取りを行ったり、調査を進めたりと非常に熱心でした。これも大西様も一生懸命に学生たちと向き合って頂けたおかげだと感じております。

授業へのご協力、まことにありがとうございました。

 

なお、クフウシヤ様ではその後、自立移動型のドライ掃除ロボットをホテルに納品されるなど、着実に歩みを進めておられます。

今後もクフウシヤから目が離せないですね。今後の活躍も楽しみにしています!

 

株式会社クフウシヤの公式サイト

 

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続いて、STAYUP横浜様にご協力頂いて進めた後期授業の取り組みについては、次のページにてご紹介します。

次ページ:STAYUP横浜様との取り組み

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