【クフウシヤ 大西様・KOU 中田様】2021年度 課題解決型授業の様子
2021年度は、いまだ新型コロナウィルス感染症による影響が残る中ではありましたが、以下の2名の方にご協力頂き課題解決型の授業を開講することができました。
【前期】株式会社クフウシヤ(ロボティクス事業等) 代表取締役 大西威一郎 様
【後期】株式会社KOU(働くに「遊び」を作る 職場のおもちゃメーカー) 創業メンバー 中田 成人 様
クフウシヤ 大西様は、昨年度に引き続きのご協力となります。
また、KOU 中田様は、今年度はじめてご参画頂く形となりました。
2名様とも授業へのご協力に心より感謝申し上げます。
そして、今年度は、”ロボットのメーカー” と ”職場のおもちゃメーカー”である2社からご協力を頂ける形となり、電気通信大学の課題解決型授業をとても興味深い取り組みとすることができました。
それでは早速、授業の様子についてお伝えしてまいります。
【ロボット × 教育】クフウシヤ様と電気通信大学の課題解決型授業
まず、クフウシヤ 大西様にご協力頂いた2021年度 前期授業の様子です。
前述の通り、クフウシヤ 大西様は昨年度(2020年度)にもご協力頂いており、昨年度は自立移動型ロボットに関するテーマで課題解決型授業を進めました。
参考リンク:昨年度(2020年度)の授業の様子
その後、現在はクフウシヤ様の方で階段型ロボットの開発も進められているということで、今年度は以下をテーマとして進めました。
【2021年度 前期テーマ】
自立移動型ロボットまたは階段型ロボットを実用的に応用して、いかに特定の人にとって役立つものとするか。
また、昨年度は新型コロナウィルス感染症の影響により完全オンラインとなりましたが、今年度は初回にお越しいただく授業(導入講義)のみ対面とすることとしました。
クフウシヤ 大西様
会社の紹介をされる大西様
事業の紹介をされる大西様
この導入授業の後に学生たちは複数週にわたるグループワークを経て、中間発表、最終発表へ至る流れとなります。
【課題解決型授業の進め方】
本稿では中間発表・最終発表の詳細は割愛しますが、今年度は各種の掃除ロボットや、高齢者住宅向けロボット、見張りロボット、配膳ロボットなど、今まさに社会的に注目されているジャンルの提案が最終発表で各チームよりなされました。
現実的な内容も多く、今回の課題解決型授業が終わった直後にすかいらーくグループが配膳ロボット2000台を本格導入することを決定するニュースが流れるなど話題的にもタイムリーでした。
クフウシヤ 大西様も非常に熱心かつ丁寧に学生たちと向き合って頂けて、とても良い取り組みとすることができました。
改めて、今年度のご協力にも感謝申し上げます。
なお、クフウシヤ様は自立移動型ロボットを製品化したことに加えて、階段型ロボットも実用化に向けて開発されており、注目の企業です。
各種メディアにも数多く登場してきているため、ぜひ引き続きチェックしてください。
続いて、株式会社KOU 中田様にご協力頂いて進めた2021年度 後期授業の取り組みについて、次のページにてご紹介します。