2015年度の課題解決型授業がはじまりました。
6月9日から、2015年度前期科目 技術課程演習1の課題解決型授業がはじまりました。
4月からこれまでは、社会人学生同士のレベル感を合わせるために6週に渡って「演習前基礎学習」と称して講義・ワークショップを中心とした授業を行ってまいりましたが、6月9日から実際に企業から外部講師をお招きして進められる課題解決型授業(PBL)がスタートしました。
協力企業・外部講師は、株式会社カーメイト の取締役 兼 常務執行役員の 徳田勝 様となります。カーメイト徳田様には過年度まで後期の科目(技術課程演習2)にご協力頂いておりましたが、今年度からは前期の科目にご協力頂く形として、カーメイト様が展開する drivemate.jp をテーマに新しい枠組みで進めて頂く形となります。
授業は、はじめに徳田様のご講演からはじまりました。
徳田様の自己紹介から、株式会社カーメイトの概要や沿革についての説明、さらには徳田様が中心となって行ってきた取り組みについて、かなり詳しい話がされました。
学生たちはこれから複数週に渡ってカーメイト様の課題に取り組むということもあり、熱心に聴き入る様子がうかがえました。
そして、授業は質疑応答、グループワークと進みます。
質疑応答では学生からかなり突っ込んだ内容の質問もありましたが、徳田様は「鋭い質問ですね」と言いながらも丁寧に応対されていました。
そして、グループワーク中には徳田様自らグループの中に積極的に入っていかれて学生たちの話を真剣に聞き、追加の説明などをされていました。
次週以降から、授業は学生たちのグループワークと中間発表、最終発表と続いていきますが、今回授業後にまで徳田様に話を聞きに来る熱心な学生もいるなど、今後に期待の持てる授業となりました。
(文責: 授業担当教員 山田祥之)
授業の流れや概要を詳しくお知りになりたい方は、以下をご参照ください。
http://www.fp.uec.ac.jp/pbl/overview/