【2015年度の課題解決型授業】最終発表会の様子
6月9日から進めてまいりました、2015年度 前期科目 技術課程演習1の課題解決型授業も7月21日でいよいよ最後となる最終発表会を迎えることとなりました。
これまで4週にわたるグループワークと、途中の中間発表を経た末の集大成として、授業にご協力頂いている株式会社カーメイト の徳田様に対して学生たちからどのような発表がされたのでしょうか。
写真を中心にお伝えしてまいります。
最終発表会は5グループが順次登壇し、他のグループのメンバー全員と徳田様に対して発表する形で行われ、各グループごとに特徴を持った発表がされました。
調査データでしっかりと裏付けをとった発表をするグループや、
発表時間も制限時間ちょうどで、資料の形式・内容ともに事前の準備がよくされたグループ。
さらに、今年度は寸劇を取り入れて発表するグループもあり、大いに盛り上がるひとコマもありました。
その他にも、 製品が販売されている店舗まで実際に下見に訪れた上で練ったアイデアを発表したグループや、今注目のテクノロジーを用いたアイデアを発表したグループなど、内容的に見ても地に足がついたものから、半歩先や数歩先を行くような先鋭的なものまで様々でした。
また、学生たちなりに一生懸命に考え、取り組んできたからこそ、質疑応答も真剣なやりとりがされていたように感じました。
そして、最終発表の最後には、学生たちの発表に対する講評と合わせて、株式会社カーメイトの徳田様の方で現在進めている取り組みが紹介されました。
学生たちが自分たちなりに考え抜くという過程を経た上で、実際に徳田様の方でまさしく今どのように考え・取り組んでいるのかを知ることによって、学生たちは自分事に近い形で参考とすることができたのではないでしょうか。
授業科目としては振り返りの授業をあと一回残すのみとなりましたが、企業から実際に役員クラスの方をお招きして進める本取り組みは、学生たちがより実践的に課題解決を考える良いきっかけになったのではないかと感じております。
(文責: 授業担当教員 山田祥之)