【カーメイト様PBL】2017年前期 課題解決型授業の様子
このページでは、電気通信大学(夜間社会人コース)にて開講された、課題解決型授業について紹介します。
電気通信大学の課題解決型授業は産学連携で進めるもので、2017年度前期は、株式会社カーメイト 徳田 勝 様(取締役 兼 副社長執行役員)に協力頂いて進めました。
カーメイト徳田様による課題解決型授業への協力は今年度で5年目となりますが、株式会社カーメイトは新しい製品やサービスを毎年リリースされているため、毎年テーマを変えてご協力頂いています。
今年度は、ドライブレコーダーやアクションカメラとしても使用できる「ダクション360(d’Action360)」という製品を学生たちが使って、「ダクション360をいかに多くの人にとって役立つものとするか。」というテーマで、課題解決型授業を進めました。
ダクション360(d’Action360)のページ
以下は、今年度の授業のテーマとして使用した「ダクション360(d’Action360)」の製品ページです。
授業の進め方
各週の授業の進め方は、以下の通りです。
はじめにカーメイト徳田様を大学に招いて、会社のことや製品・サービスのことなどを説明頂きます。
そして、学生たちによる2週にわたるグループワークを経て「中間発表」、さらに2週にわたるグループワークを経て「最終発表」となります。
初回:導入講義の様子
(説明をするカーメイト徳田様の様子)
(熱心に耳を傾ける学生の様子)
中間発表の様子
中間発表は、各グループに分かれた学生のテーブルにカーメイト徳田様が入ります。
学生たちが2週に渡るグループワークを通して考えてきたアイデアを、カーメイト徳田様へ伝え、質疑応答します。
(考えてきたアイデアをカーメイト徳田様へ伝える学生の様子)
最終発表の様子
最終発表は、グループごとに学生が壇上に立って、カーメイト徳田様と他の学生グループに対して発表します。
今回は、ダクション360(d’Action360)をいかに使うかという点を評価ポイントとしたため、実際に猫カフェに行って撮影して店員の方やお客さんなどに話を聞いてきた学生や、仕事で使う車に設置してみた学生など、学生ごとに様々な使われ方がありました。
また、そのように、実体験に基づく発表が多かったため、説得力のある内容が多かったです。
ダクション360(d’Action360)を使って学生が撮影した映像
実際に、学生たちがダクション360(d’Action360)を使って撮影してきた映像の一部を紹介します。
(猫カフェでの映像)
(色付きの水を撮影した幻想的な映像)
まとめ
最新の製品を用いたリアリティ
今回は、2017年春に発売されたばかりの製品、しかも近年話題の360度カメラということで、学生たちも興味深く課題解決型授業に参加していました。
また、これから360度カメラの市場がどのように広がりを見せ、その中でダクション360(d’Action360)をいかに展開するかという、まさしく”答えのない課題”に対して取り組む体験をしたということで、学生たちもリアリティを感じながら課題解決型授業を進めることができたと思います。